2026/10/07 09:19
ZAYUのミニ骨壺が高いのは、国産の木材、複数の伝統工芸の手仕事、そして木と金属という異素材を寸分の狂いなく組み合わせる難しさにあります。一方で、中壺の容量は約20ccと小さく、全骨を納めるためのものではありません。この記事では、価格の理由と、選ぶ前に知っておいていただきたいことを、できるだけ正直にまとめます。
※価格は2026年10月時点の税込価格です。最新の価格は、各商品の詳細ページをご確認ください。
形(YUKI・MADOKA・YOMO)、仕上げ(総漆・SS)、色(青・緑・茶斑・黒斑・銀斑)の組み合わせから選べます。青・緑・茶斑・黒斑の価格は次のとおりです。
ZAYUの木製部分には、日本産の木材を使っています。
いずれも名前に「桜」とつきますが、実際はカバノキの仲間です。日本産の上質なものは入手が年々難しくなっています。緊密で木肌が美しく、小さな加工に向く木材を、国産で選んでいることが、価格の一因です。
総漆タイプの木製部分には、着色していない生漆を使っています。生漆は紅茶のような色味の透明な漆で、手作業で何度も塗り重ねることで、深みのある色に仕上げます。漆で仕上げることで耐久性も高まると、ZAYUは考えています。
下部の外壺は真鍮製です。真鍮は銅と亜鉛の合金で、古くから仏具や茶道具、金管楽器にも使われてきた素材です。手に取ると、意外にずっしり重いと感じていただけるはずです。大切な遺骨をしっかり包む安定感も考えています。
青・緑・茶斑・黒斑は、色を塗っているのではなく、真鍮を人為的に腐食させて「発色」させています。薬品や米ぬかなどを使い、高熱を加えて化学変化を起こし、深みのある色を引き出します。銀斑は、真鍮に本物の銀をメッキして仕上げています。
これらの加工は、400年の銅器生産の歴史がある富山県高岡の技術を応用しています。
ZAYUの外壺は、木の上蓋と真鍮の容器を組み合わせています。この「木と金属」の組み合わせが、最も難しい部分です。
木材も真鍮も、気温や湿度で伸縮します。しかも、同じ条件でも伸縮の度合いは異なります。形はシンプルでも、わずかなズレも許されません。そのため、全体を指揮するデザイナー、木材の切削、漆塗り、真鍮の切削、真鍮の着色と、それぞれの職人が連絡を取り合い、何度も調整を重ねています。
ZAYUが一つ一つ職人の手で仕上げる「一点もの」であるのは、このためです。
中壺を包む巾着には、京都で染め上げた絹(16匁)を使い、裏地にも同じ絹を使っています。結ぶ紐は、江戸時代から続く組紐「唐打」で、素材は絹100%です。小さな部品ですが、巾着は中壺と外壺のあいだに入るため、サイズの加減が大変重要で、試作を重ねました。
大切に心を込めて結ぶことも、ご供養のひとつだと考えています。
同じ形・同じ色でも、「総漆」と「SS」で価格が異なります。違いは、木製部分(外壺の上蓋と中壺)の仕上げです。
どちらが優れているかではなく、好みで選んでいただければと思います。
漆には、体質によって、ごくまれにかぶれることがあります。ご心配な方は、お問い合わせください。
ZAYUの中壺の容量は約20cc、大さじ一杯強が目安です。これは全骨を納めるサイズではありません。
こうした使い方を想定した「ミニ骨壺」です。
お客様のなかには、サイトを見て「小さいかも」と感じたものの、旅行に連れて行けると聞いて「このサイズで十分だった」と話される方もいらっしゃいます。ご遺骨は、中壺を巾着に入れたままであれば、軽くてこぼれる心配なく持ち運べます。
入りきらなかった遺骨は、海洋散骨や永代供養墓などの選択肢があります。ZAYUでは遺骨のお引き取りサービスも案内しています。また、ペットのご遺骨も納められます。
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商品の質感やサイズは、写真だけでは伝わりにくい部分があります。迷われる場合は、LINEやフォームでのご相談をご利用ください。
Q. なぜミニ骨壺は高いのですか?A. ZAYUの場合は、国産の木材、漆や真鍮の手仕事、木と金属を合わせる難しさ、絹の巾着など、一つ一つの素材と工程に手間をかけているためです。
Q. 総漆とSSで迷っています。A. 深みのある色合いと艶なら総漆、木の明るい質感ならSSです。価格差は26,400円です。
Q. 全骨は入りますか?A. 入りません。中壺の容量は約20cc(大さじ一杯強が目安)で、分骨や手元供養向きのサイズです。
Q. ペットの遺骨も納められますか?A. 納められます。
Q. 返品はできますか?A. 一点ものの商品のため、お客様都合の返品・交換はできません。不具合があった場合は交換します。
最新の価格は、各商品の詳細ページをご確認ください。
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